第5章:STUDENT VISA申請

イギリス留学日記

5.1 申請までの流れ

UCAS上でも編入が認められて,ATASがいらないことも確認できた.CASも発行された.次が大詰めのStudent VISA申請!

5.2 VISA基本事項

VISAとはなんなのか.簡単に言うと,海外で長期滞在するための許可証だと思ってます.Passportの役目が入国許可証で,Passportだけでの入国には滞在期間に制限があります.そこで長期滞在を希望する場合,その理由が仕事や学業などの正式なものであれば,向こうの国は申請者を審査したうえでVISAを発行して長期滞在を認めるという話です.なので滞在理由によってVISAの種類は変わります.イギリスのVISAのいろいろはUK Gorvernmentのページから確認できます.

日本から正規でイギリスの大学に留学する人であれば学部だろうが院だろうが関係なく,確実にVISAがいります.そこでここではStudent VISAに焦点を当てて話を進めます.Student VISA用のUK gorvernmentのページはここです.

最近学生用のVISAは新しくなり,以前はTier4 VISAと呼ばれていたものからStudent VISAに変更されました.ネット上の情報はTier 4 VISAに関するものが多くて,それは古い情報だから今は違う可能性があるということに留意してください.

さて,それではStudent VISAの基本事項について説明します.Student VISAのページに書いてある重要なことは以下の通り.

  • コース開始の6か月前から申請可能→僕の場合コースは10月スタートだったから4月の段階で申請可能
  • 審査には3週間かかる(これはあくまで目安,下記にある通り審査という言葉はひっかけなので注意!!)
  • 学位レベルなら最長で5年の滞在が認められる
  •  VISAがあればコースが6か月未満なら1週間前から,6か月以上なら1か月前から渡航が可能
  • 申請費として£348が必要(£の計算は大体150をかけると円になるので,52200円ぐらい)
    ※申請時に保険代(30万ぐらい)も払うから実際はもっとお金を準備しておく必要がある
  • VISAがあると大学での勉強やアルバイトが許される
 

5.3 VISA申請準備

次は申請準備についてです.大事なのは書類.申請するには必要な書類が手元にある状態にしておく必要があります.申請に僕が使った書類は以下の通り.

  • 戸籍謄本の写し(翻訳済み)
  • 親からの資金援助を証明するための親名義の手紙(自分でwordで作ったものを親にSignしてもらった)
  • イギリスでするところがあるという証明(寮のOfferのGmailをPDFにした)
  • 古いパスポート(スタンプが押されてるページ全部と顔写真のページ)
  • 今のパスポート(コピーしたページは古いものと同様の条件)
  • CASレター(GmailをPDF化したもの)


戸籍謄本の翻訳はくまざささんにお願いしました.申請に必要なのはPDFの資料で,午前中に申請すると次の日の午後にデータは送ってもらえました.紙も郵送していただけますが,申請には必要ないです.めっちゃ早かった.ありがとうございます.

次に親名義の手紙.これは実際に使用したものを図5.1に示します.自分の境遇に合わせてUniversityの部分などを変更してください.Signatureは適当な紙に書いてもらったものをスキャンして貼り付けるときれいに仕上がると思います.

パスポートのコピーは人によっては時間がかかると思いますが,やったほうがいいと思います.僕の中では,VISAをオンライン申請する際に記載する渡航履歴を証明する書類だという認識です.

Gmailは,印刷する→プリンタを選択のところでPDFを選択,という手順でPDF化しておくと,便利です.初めはスクリーンショットしていこうかと思ってましたが,この方法に気づいたのでこれでPDFにしました.

さて,おそらく皆さんが悩むであろう資金証明は必要なかったということです.インターネットを見ると一応準備してる人が多かったので,僕も申請の1か月前から学費と生活費(VISAのサイトに記載)を自分名義の口座に振り込んでおきましたが,使いませんでした.あと喘息の証明?も日本人は,いりません.

あとは申請するのに必要なお金です.上述したとおり,VISA申請費用に加えて保険料の支払いが必要です.保険料は自分が留学する先で何年過ごす予定かによって変わってきますが,僕の場合滞在予定は3年で257,164円かかりました.コースがMasterかどうかで金額か変わるかもしれないので,具体的な計算はできませんが1年で9万円と考えておくといいかもしれません.これだけでは終わらない.VISAセンターの利用にもお金がかかります.VISAセンターについては後程紹介しますが,僕の場合,一切の追加サービスを使用せずに利用金額は8661円でした.ここまではクレジットで決済できます.僕の場合VISAセンターで強く郵送サービスを勧められたので,そこでさらに3000円ぐらい払いました.ここだけ現金です.

図5.1 親からの手紙 例

5.4 申請手順

オンラインでの申請手順を説明していきます.過去の渡航履歴が特別多い人でない限り,所要時間は1時間ぐらいです.解答は僕が入力したものですので,例えば複数メールアドレス持っていたり,Crown Dependenciesに留学される方なら入力する内容は変わってきますので,ご注意ください.

  1. Student VISA Applyのサイトに飛ぶ
  2. Apply Outside the UKの項目からStart nowを選択
  3. Are you intending to live in one of the Crown Dependencies of the United Kingdom? >>> No
  4. Do you have a current EU, EEA or Swiss passport? >>> No
  5. Select your language >>> 日本-言語を選択してください
  6. Confirm your VISA type >>> Student
  7. Continue in Englishをクリック
  8. Enter the country in which you are making your application and wish to provide your biometrics >>> Japan
  9. Check available biometric enrolment locations >>> I have checked … 
  10. 25分間動きがなかったらtimeoutしますという説明書きが出る→気にせずApply nowをクリック
  11. Register an email >>>メールアドレスとPasswordを設定
    ※卒業した学校のメールアドレスは失効する可能性があるので注意
  12. Contacting you by email
    ・Who does this email address belong to?(Required) >>> You
  13. Additional email
    ・Do you have another email address? >>> No
  14. Your telephone number
    ・Provide your telephone number >>> 自分のものを入力
    ・Where do you use this telephone number? >>> For use whilst out of the UK   
    ※もしUK用の電話番号持ってたらwhilst in the UKになる
    ・Select whether this is your home, mobile or work telephone number >>> Mobile telephone number
  15. Any other telephone number
    ・Do you have any other telephone numbers? >>> 人による
  16. Contacting you by telephone
    ・Are you able to be contacted by telephone? >>> 人による
  17. Scholarship
    ・Do you have a Marshall, Chevening or commonwealth scholarship? >>>人による(僕はNo)
  18. Your Confirmation of Acceptance for Studies
    ・Do you have a Confirmation of Acceptance for Studies (CAS) number? >>> Yes
    ・Confirmation of Acceptance for Studies reference number >>>自分のものを入力
  19. Your name
    ・Given name(s) >>> 名前を入力(Passportと同じように)
    ・Family name >>> 苗字を入力(Passportと同じように)
  20. Any other names
    ・In addition to the names already provided, are you now or have you ever been known by another name? >>> 僕はNo
  21. Your sex and Relationship status
    ・What is your sex, as shown in your passport or travel document? >>> 人による(僕はMale)
    ・What is your relationship status? >>> 人による(僕はSingle)
  22. Your adress
    ・住所を入力(Cityに市,Provinceに県を入力しました)
    ・Is this address also your correspondence address? >>> 人による(僕はYes)
  23. About this property
    ・How long have you lived at this address? >>> 人による
    ・What is the ownership status of your home? >>> 人による(実家ならOther→My father has/rents the houseになるかな)
  24. Your Passport
    ・Passportの情報を記入
    ・Issuing authority >>> Ministory of foreign affairs に注意
  25. というような流れで個人的な質問が続きます.以下少し難しい質問だけ列挙します.
    Qualification you will get >>> CASに記載
    (僕の場合はCASのProgramme academic levelという欄に記載)
    ・Course end date >>> CASに記載

    National identity car number >>> マイナンバー
    ・Parent details >>> 親の生年月日も聞かれる.わからない人は確認しておいたほうがいい.
    ・English language >>> 僕の場合Have you provided evidence of your English…はNo
               CAS statement indicate that your English…がYes
    ・Travel history >>> 過去のパスポートのスタンプから日時もわかります.Transitも全て記載.


さて,長かったと思いますがこのように個人情報をひたすらと入力していきます.質問は飛ばして後からでも編集できるようになっているので,例えば親の生年月日などのようにその場でわからないものがあれば飛ばしてもいいと思います.一回formに入力するとメールアドレスに続きから始められるようにリンクが送られてくるので,できるところからでも埋めておくと楽かもしれませんね.formの入力が終わると,保険の支払いの作業に自動的に移行します.簡単な個人情報や大学の情報,コースの期間などを問われたのちにクレジットカードでの決済になります.それも終わるとチェックリストというものをダウンロードすることになると思います.これはVISAセンターに持参する大事な書類なので,VISAの書類関連とまとめておくといいと思います.VISAセンターの予約もこのあたりでできた気もします.めっちゃ混んでるのを恐れてましたが,申請3日後に予約とれました.ここまでいくと,vfs globalというサイトに飛んでそこで必要な書類をuploadできるようになります.vfs globalでは提出書類の種類が区別されてます.しかし僕が困惑したのは,PassportとCASの添付欄がないこと.あれ…と思いつつ,追加のDocument欄に添付しておきました.結局申請通ってるのでそれでよかったです.英語力の証明など,不必要な書類を添付することは審査が長引く影響になるって書いてます.なので僕は必要最低限の書類だけアップロードしました.アップロードが終わると先ほど指定したメールアドレスにAppoint confirmationという書類がvfsから届きます.これはVISAセンターに持っていく必要があるので,印刷しておきましょう.

5.5 申請に要する期間

UK Govermentのページを信用するなら審査は15営業日以内,つまり3週間で終わります.もし4万円ぐらい課金して優先ビザサービスを使うと,3-5営業日以内に審査が終わるそうです.僕は申請した段階で,出発まであと1か月あるし大丈夫だろうと思い優先ビザサービスは使用しませんでした.

5.6 VISAセンターへの持ち物

今有効なパスポートとチェックリストとvfsのAppoint confirmation.チェックリストは申請の途中でダウンロードすると思います.それだけです.もしオンラインで書類を出し忘れたら,当日紙で持参してアップロードしてもらえますが,お金がかかります.

5.7 VISA来ない…

申請から出発まで1か月あるから確実にVISAが届くだろうと思った当時の僕.実は甘かったようです.申請自体はたしかに15営業日ぴったりで終わってました.が,そこから届くまでに1週間かかってました.結果として,出発日を1週間遅らせてなんとか出国できたという状態です.噂では審査自体は外国でされているとか.だから結論は5週間,見ておくと確実だと思います.ちなみにvfsからの通知メールは合計で3回来ました.まず審査開始の連絡.次にVISAセンターに審査が終了したVISAが届きましたという連絡.最後が発送の連絡.申請終了後の連絡はありませんでした.

5.8 UKVIへの問い合わせ

300円程度出すと,UKVIにメールで審査状況について問い合わせができます.実は僕も,出発を遅らせた段階でこのサービスを使って審査状況を問い合わせました.もしかしたら,このサービス使って申請2週間後とかにメール送れば急かすことができるかもしれないです.もっと早く知りたかった…